エビデント 生物顕微鏡 CX43

【概要】

日々の快適な顕微鏡観察のために

CX43は日々の観察を快適に行えるよう人間工学に基づいた効率性を追求した生物顕微鏡です。
従来の顕微鏡に比べ低いレボルバー、低いステージ、手を机に置いたまま操作できるフォーカスハンドルなどにより、標本の交換やピント合わせを少ない動きで行え、長時間の観察においても快適な操作を実現しています。

クリアな観察像をより簡単操作で

■検査に適した白色LED
明るく昼光に近いLED光源を採用し、標本を自然な色合いで観察することができます。
また、LED光源は、明るさを変えても色合いが保たれるので、フィルターによる色合いの調整が不要です。
LED光源は設計値で60,000時間と長寿命で、ランプ交換の手間を省き、長期にわたり照明性能を維持します。


■視野周辺までクリアな観察
コストパフォーマンスが高く、広い視野で高いフラットネスを誇るプラン対物レンズを採用。
視野周辺までクリアな観察が可能です。

■開口絞りの誤操作を防止
開口絞りを固定できる機構をCX43に搭載したことにより、絞りを最小にしたままの観察や、一定の絞りでの観察が可能で、観察者が交代しても誤って開口絞りを操作するのを防ぎます。

■コンデンサーの調整なしで低倍から高倍の観察が可能
4Xから100Xまで観察が可能なコンデンサーです。
ターレットを回転させたり、トップレンズを移動したりする必要がないので時間を節約し、操作ミスを減らせます。

■シンプルな蛍光ユニット
CX43はコンパクトな専用の蛍光ユニットを背面から差し込むだけで蛍光観察が行えます。
プリセンター方式なので面倒な調整も不要です。また、コンデンサーのトップレンズを光路から退避し、ターレットの位置をFLにすれば、透過光をシャットアウトできバックグラウンドノイズの少ないクリアな蛍光観察が行えます。

■2枚保持可能なクレンメルを標準整備
クレンメルは、さまざまな種類の標本に対応しています。
スライドグラスを2枚載せることができるので、2つの標本を比較しながら観察することができます。

■素早く倍率を変更できるレボルバー
低い位置にあるレボルバーは、フォーカスハンドルとの距離が近いので最小限の腕の動きで素早く倍率を変更できます。

■5ヶ穴のレボルバーを装備
幅広い倍率観察や対物レンズの組み合わせに対応できる5ヶ穴レボルバーをCX43に装備。
最大対物レンズ5本を同時に利用できます。
各対物レンズは作動距離が長く、標本の交換が容易に可能です。

■低いフォーカスハンドルの位置により疲れにくく使いやすさが向上
長時間の作業でも疲れにくいよう、机上に手を付けたままスムーズにピント合わせが行えるようフォーカスハンドルの位置を低くしています。
高倍率下の作業時では、ステージの背面にある粗動ストッパーが、高倍率観察時に対物レンズと標本が接触するのを防ぎます。