細胞接着と細胞外基質（Extracellular Matrix:ECM）
接着性細胞は培養容器底面（培養面）に接着することで増殖しますが、このときに細胞外基質（ECM)を必要とします。
通常、細胞自身が産生するECMや培養液中の結成に含まれるECMを利用し細胞が接着伸展しますが、 ECM産生能が低い細胞や無血清培養などではECMが必要となります。
細胞は細胞表面のリセプターを通じて、細胞外基質と結合します。
※細胞外基質（ECM）はコラーゲン、ファイブロネクチン、ラミニン、ビトロネクチンなど細胞の外にある細胞付着に関与する糖タンパク質の総称ですが、それ以外のポリリジンコート製品なども細胞接着を促進する製品として、同カテゴリ（ECM製品）で取り扱っております。
【特徴】
・ブタ腱由来ペプシン可溶化タイプIコラーゲンを無菌的に塗布・乾燥した製品です。
・コラーゲンは培養系乳がん細胞、皮膚細胞、神経細胞、肝細胞、乳腺上皮細胞などの初代培養に適しています。
・初代培養における細胞接着性・伸展性の向上に貢献します。
・無菌的にピンセットでつかみ、マイクロプレートなどの培養容器に入れ、ご使用ください。
【仕様】
・ECMコート（コラーゲン Iコート）
・両面コート済み
・無菌生産
・保管温度：室温（30℃以下）
・カバーガラス厚：0.19～0.25mm
IWAKI番号：4912-010
・カバーガラス φ12mm
・入数：1個/袋×48袋
IWAKI番号：4925-010
・カバーガラス φ25mm
・入数：1個/袋×48袋
・ブタ腱由来ペプシン可溶化タイプIコラーゲンを無菌的に塗布・乾燥した製品です。
・コラーゲンは培養系乳がん細胞、皮膚細胞、神経細胞、肝細胞、乳腺上皮細胞などの初代培養に適しています。
・初代培養における細胞接着性・伸展性の向上に貢献します。
・無菌的にピンセットでつかみ、マイクロプレートなどの培養容器に入れ、ご使用ください。
【仕様】
・ECMコート（コラーゲン Iコート）
・両面コート済み
・無菌生産
・保管温度：室温（30℃以下）
・カバーガラス厚：0.19～0.25mm
| 対応する細胞 | Transfected cells HEK293 HUVEC NIH/3T3 MDBK MDCK PC12 肝細胞（Hepatocytes） 骨芽細胞（Osteoblasts） 軟骨細胞（Chondrocytes） 線維芽細胞（Fibroblasts） 筋細胞（Musclar cells） 内皮細胞（Endotherial cells） |
IWAKI番号：4912-010
・カバーガラス φ12mm
・入数：1個/袋×48袋
IWAKI番号：4925-010
・カバーガラス φ25mm
・入数：1個/袋×48袋