組織から目的の細胞や領域を選んで回収するレーザーキャプチャーマイクロダイセクション(LCM)。Arcturus Cellectをお使いの研究室では、今後の装置更新や、研究テーマの変化に伴う構成の見直しを検討する機会があるかもしれません。
株式会社インミディアムでは、LAXCO社の「Accuva Cellect」について、製品情報のご案内、導入・更新に関するご相談、メーカーへの技術確認を日本語で承っています。
購入時期が決まっていない段階でも、現在の装置や研究目的を伺い、検討に必要な情報を整理します。
Arcturus CellectとAccuva Cellectの関係
Thermo Fisher Scientificの公式製品ページでは、Arcturus Cellect LCMシステムの新規販売について、LAXCOへの案内が掲載されています。Thermo Fisher Scientific - US
また、2023年8月18日付の公式通知では、新規装置の販売およびサービス・サポートをLAXCOが担当すること、既存顧客のサポートについても移行する方針が示されています。現在LAXCOは、Accuva Cellectの名称でLCMシステムを紹介しています。assets.thermofisher.com
個々の旧装置への保守対応や部品供給の可否は、機種・状態・契約条件などの確認が必要です。インミディアムでは、装置情報とご相談内容を伺ったうえで、メーカーへの確認を進めます。
Accuva Cellectを検討する際のポイント
Accuva Cellectは、IRレーザーとUVレーザーを備えたLCMシステムです。メーカーは、少数の細胞の回収に適したIRレーザーと、緻密な組織構造の切り出しに適したUVレーザーを特長として紹介しています。Laxco, Inc.
更新の検討では、装置の仕様だけでなく、**「現在の試料から必要な対象を回収し、予定する解析につなげられるか」**を確認することが大切です。
例えば、次のようなご相談を想定しています。
・現在のArcturus Cellectを使い続ける場合と、更新する場合の確認事項を整理したい
・新しい研究テーマに合わせて、必要な装置構成を検討したい
・組織中の特定領域や少数の細胞を選択して回収したい
・回収試料をRNA・DNA解析、タンパク質解析などに用いるため、試料調製条件を確認したい
・導入費用に加え、消耗品やトレーニングについて情報を集めたい
試料や解析方法によって必要条件は異なります。回収から後工程までを含めて検討することで、研究目的に合った構成を確認しやすくなります。
更新前に確認しておきたい4つのこと
1.試料と回収対象
凍結切片かFFPE切片か、染色方法、切片の厚さ、目的細胞の分布、必要な回収量などを整理します。写真や既存の手順書があれば、メーカーへの技術確認にも役立ちます。
2.既存の手順・消耗品・データの扱い
現在のプロトコル、スライド、キャップなどを継続して使用できるかは、品番や条件ごとに確認します。旧装置の設定や保存データをそのまま移行できるかについても、個別の確認が必要です。
3.導入後の運用
設置条件、操作トレーニング、技術問い合わせ、保守対応の範囲を確認します。装置価格だけでなく、研究室で継続して使うための条件を含めて比較します。
4.予算と導入時期
概算予算、購入を検討する年度、既存装置を使用できる期間を共有いただくと、確認すべき構成やスケジュールを整理しやすくなります。
まずは現在の装置と研究目的をお知らせください
お問い合わせ時に、以下の情報を分かる範囲でお知らせください。
・ご使用中の装置名・型式と導入年
・対象試料と回収したい細胞・領域
・回収後に予定している解析
・現在お困りの点、更新で改善したい点
・導入希望時期と概算予算(未定でも構いません)
株式会社インミディアムでは、いただいた情報をもとにLAXCO社と連携し、適用可能性や構成、見積に必要な条件を確認します。
「更新が必要か、まだ分からない」「まずは製品資料を見たい」という段階でも、お気軽にご相談ください。
株式会社インミディアム
メール:info@inmediam.com
電話:042-703-8851
Web:https://www.inmediam.com/
※本記事は研究用途の装置に関するご案内です。旧機種のサポート状況、互換性、供給条件、納期、費用は個別に確認します。