レーザーマイクロダイセクションは培養細胞にも使える? Accuva Cellectによる目的細胞の選択的回収

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LCMは組織切片だけの技術ではない

レーザーマイクロダイセクション(LCM)というと、病理組織切片から特定の細胞を切り出す技術という印象が強いかもしれません。

しかし、LCMは組織切片だけでなく、培養細胞から目的の細胞を選択的に回収する研究にも利用されています。

培養細胞の集団には、形態や増殖状態、遺伝子発現などが異なる細胞が含まれる場合があります。

こうした不均一な細胞集団から、特定の特徴を持つ細胞を選択することは、細胞生物学や創薬研究において重要です。

培養細胞を選択的に回収するメリット

通常の細胞回収では、培養容器内の細胞をまとめて回収することが一般的です。

しかし、細胞集団の一部だけを解析したい場合には、目的外の細胞が混在することがあります。

LCMでは、顕微鏡で細胞を観察しながら、目的の細胞や小さな細胞集団を選択できます。

例えば、形態の異なる細胞集団や、特定の位置に存在する細胞を回収する研究に利用できます。

生細胞の回収にも応用

LAXCO社は、Accuva Cellectに関連するアプリケーションノートとして、生きた培養細胞の分離に関する資料を公開しています。

生細胞を対象とする場合には、細胞の生存性、培養容器、回収方法、無菌性などを考慮する必要があります。

また、回収後の細胞培養や機能解析を目的とする場合には、実験条件ごとの適合性評価が重要です。

Accuva Cellectのデュアルレーザー

Accuva Cellectは、IRレーザーとUVレーザーを備えたLCMシステムです。

IRレーザーは、専用の回収フィルムを使用した細胞捕捉に利用されます。

UVレーザーは、組織や細胞集団の周囲を切断する際に利用できます。

試料の状態や回収目的に応じて、適切な方式を選択することが重要です。

想定される研究用途

培養細胞へのLCMの応用として、次のような研究が考えられます。

・形態の異なる細胞集団の分離

・少数細胞の遺伝子発現解析

・不均一な培養細胞集団の解析

・特定領域に存在する細胞の回収

・細胞間相互作用に関する研究

ただし、LCMによる回収がすべての培養細胞や実験条件に適しているわけではありません。

まとめ

LCMは、組織切片だけでなく、培養細胞の選択的回収にも応用できる技術です。

Accuva Cellectは、IR・UVデュアルレーザーを搭載し、目的細胞や細胞集団の回収を支援します。

培養細胞へのLCMの適用や、生細胞回収の実験条件については、株式会社インミディアムまでお問い合わせください。

製造元:LAXCO(米国)
日本国内取扱い:株式会社インミディアム
https://www.inmediam.com