製品名 | 内容 |
Optima MAX-XP 概算価格(税込):¥7,068,600 |
一式 |
Optima MAX-TL 概算価格(税込):¥5,183,200 |
一式 |
卓上型超遠心機
Optima MAXオプティマ MAX シリーズ
希少なサンプルの超遠心処理に最適
・10万×gから100万×gを超える遠心力で希少なサンプルの様々なニーズに応えます。
・エクソソームやウイルスの回収、ナノ粒子の洗浄等に最適な卓上型の超遠心機です。
【特徴】
世界でベストセラーのベックマン卓上型超遠心機がフルモデルチェンジしたOptima MAX-XP(オプティマ・マックス-エックスピー)と、お求めやすい価格のOptima MAX-TL(オプティマ・マックス-ティーエル)の二つのタイプがあります。
最高回転数は150,000 rpmで、最大遠心力は100万×gを超えます。このため、核酸、タンパク質、エクソソームから、ナノ粒子まで幅広いサンプル分離に応用できます。
最大サンプル容量は一般的に使用される固定角ロータ6 × 32.4 mL、少量サンプル遠心は 20 × 0.2mLロータをご利用いただけます。本体の必要電源は100V 12Aですから設置場所を選びません。いつでもどこでも世界トップレベルの超遠心機をご利用いただけます。
MAX-XP/MAX-TL共通
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【アプリケーション】
Optima MAXシリーズは、様々なアプリケーションに対応しています。
例:エクソソーム/細胞外小胞
エクソソームは細胞から分泌される30~200 nmの小胞であり、mRNAやmiRNAといった核酸やタンパク質などが内包されています。このため、2000年代後半から細胞間コミュニケーションの担い手として、また各種疾患の診断・治療ツールとして注目され、その分泌・輸送様式、および内包物質などに関する研究が活発に行われています。
エクソソーム回収の第一選択は超遠心法であり、血清などの容量の少ないサンプルでは卓上型超遠心機が使用されています。超遠心法を選択する理由は、抗体法、試薬沈降法などの他の方法に比べて、網羅的に回収できることとサイトカイン等の不純物がコンタミしないためです。以下には、スウィングロータを使用したペレッティング法によるエクソソームの回収条件の例を示しました。
MLS-50:回転数 44,200 rpm / 遠心力 210,000 xg / 遠心時間 40 min / 容量 5.0 mL
TLS-55:回転数 49,500 rpm / 遠心力 210,000 xg / 遠心時間 30 min / 容量 2.2 mL
【仕様表】
・製品仕様(MAX-TLとの比較表):
型番 | MAX-XP | MAX-TL |
最高回転数 | 150,000 rpm (MLA-150) | 120,000 rpm |
最大遠心力 | 1,019,000 ×g (MLA-130) | 657,000 ×g (TLA110) |
最大容量 | 7 × 32 mL (MLA-50) | 8 × 14 mL (MLA-55) |
設定温度範囲 | 0~40℃(1℃きざみ) | |
温度制御精度 | 温度変動幅0.1℃以内 | |
加速/減速 | 10段階/11段階 | |
タイマー設定 | 1分~99時間59分 | |
プログラムステップ | 5ステップ | |
TLロータの適合 | ○ | ○ |
MLロータの適合 | ○ | ○(MLA-55のみ) |
21CFR part11対応 | ○ | - |
運転音(音圧レベル) | <47dB | |
運転音(ラウドネス) | 6 sone | |
表示部 | フルカラーLCDタッチスクリーン | |
インタフェース | USB | |
サイズ | W739×D617×H394 mm | |
重量 | 105 kg | |
電源 | 単相 100V 12A 50/60Hz |
・各製品における機能の違い:
機能 | MAX-XP | MAX-TL |
リモートモニタリング&コントロール | 〇 | - |
日本語対応 | 〇 | 〇 |
真空度・数値表示 | 〇 | 〇 |
本体内蔵ヘルプ機能 | 〇 | 〇 |
パスワード/ユーザID設定 | 〇 | - |
運転履歴 | 〇 | - |
ロータ使用履歴 | 〇 | - |