分析用超遠心システム Optima AUC

ベックマン・コールター

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製品名 内容
Optima AUC-A
概算価格:¥31,000,000~
Optima AUC-A/I
概算価格:¥38,000,000~


分析用超遠心システム
Optima AUC

使い勝手と光学系を一新
より正確に、より再現性高く、より簡便に

新しいOptima AUCは、15インチのタッチスクリーンにより、操作性が大幅に向上しました。さらに、光学系はロータチャンバーの外側に収納されており、光学系は汚れることなく、ツマミを回すだけで簡単にセッティングが完了できます。
光学系の性能も一新し、 迅速なスキャンと波長再現性の改善により、多波長分析が可能になりました。このため、 最大同時20波長測定できる多波長分析により、複数の発色団を利用した分析が可能です。また、迅速なスキャンにより、より大きな複合体や重たいナノ粒子の測定ができます。

分析用超遠心システムとは

遠心力を利用して溶液中の粒子を沈降させ、その全体の挙動を独自の工学系にてスキャン測定する分析装置です。
溶質粒子の沈降の仕方から、その分子量・サイズ・形状・多分散性を決定することができ、また担体を必要としない自然な状態での粒子間の相互作用も解析できます。
Optima AUCは最新の分析用超遠心システムであり、タンパク質やナノ粒子研究に必須な分析装置の一つです。

AUCアプリケーション

・分子量
・化学量論
・タンパク質凝集体
・リガンド結合
・結合効率
・多分散性
・ビリアル係数解析

利点

・非破壊分析
・マトリックスフリー
・最小限のバッファー制約
・低濃度での検出
・少ないサンプル容量(最小量0.1mL)
・標準サンプルが不要
・簡便な操作性

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沈降速度法におけるデータ解析イメージ
沈降速度法において、モノマーにくらべて凝集体は速く沈降します。この沈降の様子から沈降係数の分布として凝集体の含量を測定することができます。
モノクローナル抗体の凝集解析例
過酷試験により凝集体を形成させたモノクローナル抗体試料の測定結果です。各凝集体の割合を正確に得ることができ、Heptamerが0.1%含まれていることも分かります。

【特徴】

・15インチのタッチスクリーンにより、操作性が大幅に向上
・光学系はロータチャンバーの外側に収納されており、光学系は汚れることなくツマミを回すだけで簡単にセッティングが完了
・迅速なスキャンと波長再現性の改善により、多波長分析が可能
・最大同時20波長測定(190~800nm)できる多波長分析により、複数の発色団を利用した分析が可能
・迅速なスキャンにより、より大きな複合体の測定に対応
・インターフェアレンス光学系システムにより、波長吸収の少ないサンプルも解析可能

【仕様表】

最高回転数 60,000 rpm
最大遠心力 290,000 ×g(An60 Ti)
サイズ W940×D681×H1,257 mm
重量 508.5 kg
電源 AC単相200V 50/60Hz 30A

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