
rapifleXシリーズ
rapifleXシリーズは、先進的で適応性のあるMALDI TOF(/TOF)シリーズです。10kHzのsmartbeam 3D技術により、MSおよびMS/MSの両モードにおいて最大20倍高速なMALDI組織イメージングが
実現可能です。
最大50,000の質量分解能と向上したダイナミックレンジにより、超ハイスループットでの生化学スクリーニング、
トップダウン配列解析(バイオ医薬品など)、糖鎖構造解析やジスルフィド/スクランブリング/トリスルフィド結合
の検出といったアプリケーションが容易に実施できます。
適応性のあるイオン光学系により、MSおよびMS/MSの両モードにおいて最高の感度が得られます。
rapifleX MALDI PhamaPulse
rapifleX MALDI PhamaPulseは(MPP)は、数百万化合物のライブラリをスクリーニングするのに必要なスピードをもって
酵素、基質、生成物の質量検出を行うことでラベルフリーHTSの能力を向上させます。
質量分析を用いることで一次スクリーニングとして未修飾基質の測定が可能となり、
偽陽性率が大幅に減少することで確認スクリーニングへ送られる化合物が最小化されます。
システムは1536ウェルプレートを自動で処理することができ、1週間に百万を超える化合物をスクリーニングすることで
創薬をサポートするよう設計されています。
rapifleX MALDITissue Imager
新開発のsmartbeam 3Dレーザーは、繰り返し周波数が最大10kHz、レーザー径が5μmです。
このレーザーは、連続的に移動するサンプルステージとは独立して動作し、各ピクセルの全領域をスキャンすることで、
高いピクセル率を達成します。
これにより、真に四角のピクセルが得られ、利用できるサンプル領域全てを使用することで、
感度とピクセル間の再現性を最大化できます。
【仕様】
分解能 | 50,000 |
質量範囲 | 最大1,000,000まで |
質量精度 | 1(内部標準)ppm |
レーザー | smartbeam 3D |
サイズ | 950×800×2750mm |
オプション | オートローダー |
レーザー周波数 | 基本:10,000Hz(MS) TOF/TOF:10,000(MS)&(TOF/TOF) |