CYTONOTE 1W・6W・SCANの違いとは? ライブセルイメージング装置の選び方

IPRASENSE

お見積商品 お見積商品 通常価格

→お気軽にご依頼ください

CYTONOTE 1W・6W・SCANの違いとは? ライブセルイメージング装置の選び方

ライブセルイメージング装置は研究目的で選ぶ

細胞の増殖、移動、形態変化などを継続的に観察するライブセルイメージングは、細胞生物学や創薬研究において重要な技術です。

フランスIPRASENSE社のCYTONOTEシリーズには、CYTONOTE 1W、CYTONOTE 6W、CYTONOTE SCANの3モデルがあります。

いずれもレンズレスイメージング技術を採用していますが、観察する培養条件の数や使用する培養容器によって、適したモデルが異なります。

今回は、それぞれの特徴と選び方を紹介します。

CYTONOTE 1W:コンパクトなライブセルイメージング

CYTONOTE 1Wは、コンパクトな設計のライブセルイメージングシステムです。

培養容器を装置上に設置し、インキュベーター内で細胞を継続的に観察できます。

ペトリ皿、培養フラスコ、スライドなどの培養容器に対応しています。

少数の培養条件を長時間観察したい研究に適しています。

また、HORUSソフトウェアを使用して、最大6台のCYTONOTE 1Wを同時接続する構成も可能です。

CYTONOTE 6W:6ウェルプレートの並列観察

CYTONOTE 6Wは、6ウェルプレートの細胞培養を並列に観察するために設計されたモデルです。

6つの観察位置を利用して、異なる培養条件を同時にモニタリングできます。

例えば、3種類の培養条件をそれぞれ2反復で比較する実験に利用できます。

培地条件の比較や細胞増殖試験などに適しています。

CYTONOTE SCAN:マルチウェルプレートの自動観察

CYTONOTE SCANは、マルチウェルプレートに対応したライブセルイメージングシステムです。

複数のウェルを順次撮影することで、多数の培養条件を経時的に観察できます。

メーカー公表情報では、6、12、24、96、384ウェルプレートなどに対応しています。

薬剤スクリーニングや培養条件の比較など、多数の試料を扱う研究に適しています。

3モデルの比較

比較項目 CYTONOTE 1W CYTONOTE 6W CYTONOTE SCAN
主な用途 少数条件の観察 6条件の並列観察 多数ウェルの自動観察
観察方式 固定位置 6位置の並列観察 ウェルを順次撮影
主な培養容器 ペトリ皿、フラスコなど 6ウェルプレート 各種マルチウェルプレート
ラベルフリー観察 対応 対応 対応
インキュベーター内観察 対応 対応 対応
解析ソフトウェア HORUS HORUS HORUS

HORUSによる共通の解析機能

CYTONOTEシリーズでは、専用のHORUSソフトウェアを使用します。

細胞数、コンフルエンシー、細胞増殖などを解析し、時間経過に沿った変化をグラフで確認できます。

また、スクラッチアッセイ、細胞トラッキング、管腔形成解析などの追加モジュールも用意されています。

利用可能な機能はモデルやソフトウェア構成によって異なるため、導入前の確認が必要です。

どのモデルを選べばよい?

CYTONOTE 1Wがおすすめの研究

少数の培養条件を継続的に観察したい場合や、コンパクトな装置を希望する場合に適しています。

CYTONOTE 6Wがおすすめの研究

6ウェルプレートを使用し、複数の培養条件を並列に比較したい場合に適しています。

CYTONOTE SCANがおすすめの研究

96ウェルや384ウェルプレートなどを使用し、多数の条件を自動的に観察したい場合に適しています。

導入前に確認したいポイント

ライブセルイメージング装置を選ぶ際には、次の項目を確認することが重要です。

・使用する培養容器

・観察する試料数

・必要な撮影間隔

・評価したい細胞機能

・解析ソフトウェアの構成

・インキュベーター内の設置スペース

・PCや電源などの使用環境

また、CYTONOTEはラベルフリー観察を特徴とする装置であり、蛍光標識分子の検出や高倍率の細胞内構造観察を主目的とする装置ではありません。

研究目的に応じて、従来の蛍光顕微鏡やハイコンテントイメージングシステムとの使い分けを検討することが重要です。

まとめ

CYTONOTEシリーズは、レンズレスイメージング技術によって、インキュベーター内での細胞観察を支援するシステムです。

CYTONOTE 1Wは少数条件の観察、CYTONOTE 6Wは6ウェルの並列観察、CYTONOTE SCANは多数ウェルの自動観察に適しています。

株式会社インミディアムでは、研究目的や使用する培養容器に応じたCYTONOTEの機種選定についてご相談を承っています。

CYTONOTEの製品仕様・お見積りについては、お気軽にお問い合わせください。

製造元:IPRASENSE(フランス)
日本国内取扱い:株式会社インミディアム
https://www.inmediam.com

※本製品は研究用です。診断目的には使用できません。