CYTONOTE 6W 6ウェル同時観察対応 ライブセルイメージングシステム

IPRASENSE

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6つの培養条件を、インキュベーター内で同時に観察。細胞の変化をリアルタイムに可視化。

CYTONOTE 6Wは、フランスIPRASENSE社が開発した、独自のレンズレスイメージング技術を採用したライブセルイメージングシステムです。

6ウェルプレートを使用した細胞培養の並列モニタリングに特化しており、最大6つの培養条件を同時かつ独立して観察できます。

CO₂インキュベーター内に装置を設置することで、細胞を培養環境から取り出すことなく、長時間のタイムラプス撮影と定量解析を実施できます。

対物レンズを使用しない独自の光学技術により、フォーカス調整が不要。専用ソフトウェア「HORUS」によって、細胞増殖、コンフルエンシー、細胞移動、形態変化などを経時的に解析できます。


CYTONOTE 6Wの6つの特徴

1. 最大6ウェルの同時・独立モニタリング

CYTONOTE 6Wの最大の特徴は、6ウェルプレート内の各ウェルを並列に観察できることです。

6つのイメージングセンサーを搭載し、それぞれのウェルにおける細胞の状態を独立して記録できます。

例えば、薬剤濃度の違い、培養条件の比較、異なる細胞株の評価など、複数条件を同時に解析する実験に適しています。

2. 独自のレンズレスイメージング技術

CYTONOTE 6Wは、IPRASENSE社が開発したレンズレスイメージング技術を採用しています。

LED光源から照射された光が細胞によって回折され、その情報をCMOSセンサーで取得します。取得したデータを専用アルゴリズムで処理することで、細胞画像を再構成します。

対物レンズを使用しないため、従来の顕微鏡のようなフォーカス調整が不要です。

3. インキュベーター内での長時間観察

CYTONOTE 6Wは、CO₂インキュベーター内に設置して使用できます。

培養容器を繰り返しインキュベーターから取り出す必要がないため、培養環境の変動を抑えながら、細胞の状態を経時的に観察できます。

撮影間隔や観察期間を設定し、数時間から数日間にわたる細胞動態の変化を記録できます。

4. 約30 mm²の広視野イメージング

CYTONOTE 6Wは、各観察位置で約30 mm²の広い視野を取得できます。

多数の細胞を一度に観察できるため、細胞集団全体の増殖や移動、分布の変化を捉えられます。

広い視野で取得した画像を解析することで、細胞増殖曲線やコンフルエンシーの変化を定量的に評価できます。

5. ラベルフリー・非侵襲的な細胞観察

CYTONOTE 6Wは、蛍光色素や蛍光タンパク質による標識を必要とせず、細胞を観察できます。

細胞を染色せずに観察できるため、蛍光標識工程を省略しながら、細胞の増殖や移動などを長時間追跡できます。

また、蛍光観察に伴う光退色を避けられる点も特徴です。

※蛍光標識分子の検出を目的とした装置ではありません。

6. HORUSソフトウェアによる自動解析

CYTONOTE 6Wには、専用画像解析ソフトウェア「HORUS」が付属します。

HORUSを使用することで、取得した画像の表示・保存、タイムラプス動画の作成、細胞数やコンフルエンシーの定量解析などを実施できます。

さらに、細胞トラッキングやスクラッチアッセイ、管腔形成解析などに対応する専用解析モジュールも用意されています。


主なアプリケーション

細胞増殖・コンフルエンシー解析

6つの培養条件を同時に観察し、細胞増殖やコンフルエンシーの経時変化を比較できます。

薬剤濃度の違いや培地条件の比較、細胞株間の増殖特性の評価などに利用できます。

薬剤スクリーニング・薬効評価

異なる薬剤や濃度条件を6ウェルプレート内に設定し、細胞増殖や形態変化を継続的に観察できます。

単一時点の測定では把握しにくい、薬剤処理後の時間依存的な細胞応答を評価できます。

※薬剤の作用機序や細胞生存率を確定する場合には、必要に応じて別の評価法を組み合わせます。

細胞遊走・スクラッチアッセイ

細胞の移動や遊走をタイムラプス撮影によって観察できます。

スクラッチアッセイでは、細胞のない領域が時間とともに閉鎖する過程を追跡し、細胞遊走の変化を評価できます。

専用解析モジュールによる定量解析にも対応します。

細胞培養条件の最適化

培地組成、血清濃度、添加因子など、異なる培養条件における細胞増殖を並列に比較できます。

培養条件の検討や細胞株ごとの増殖特性の評価に適しています。

細胞形態・接着・剥離の観察

細胞の形態変化や接着・剥離の過程を経時的に観察できます。

細胞培養条件の変化や薬剤処理に伴う細胞応答の解析に利用できます。

血管新生・管腔形成解析

血管内皮細胞などが形成するネットワーク構造をタイムラプス撮影によって観察できます。

専用解析モジュールを使用することで、管腔形成やネットワーク形成の変化を定量的に評価できます。


HORUS:専用画像解析ソフトウェア

HORUSは、IPRASENSE社が開発した細胞画像取得・解析ソフトウェアです。

CYTONOTE 6Wで取得した各ウェルの画像を保存し、培養条件ごとの解析結果をグラフなどで確認できます。

主な機能:

・6ウェルの並列モニタリング

・タイムラプス画像・動画の作成

・細胞数の計測

・コンフルエンシー解析

・細胞増殖曲線の作成

・細胞サイズ・形態の解析

・細胞トラッキング

・スクラッチアッセイ解析

・管腔形成解析

※一部の解析機能は追加モジュールです。利用可能な機能はソフトウェア構成によって異なります。


CYTONOTE 6Wの基本仕様

項目 仕様
製品名 CYTONOTE 6W
イメージング方式 レンズレスイメージング
同時観察数 最大6ウェル
観察視野 約30 mm²/観察位置
光源 LED
センサー CMOS、10メガピクセル
観察距離 0~5 mm
最大画像取得レート 1.5画像/分
対応細胞 接着細胞、容器底面の浮遊細胞、3Dスフェロイドなど
対応培地 液体、半固体培地
対応培養容器 6ウェルプレートなど
最大容器高さ 55 mm
画像形式 PNG、JPEG、BMP、TIFF
本体寸法 17 × 13 × 10.5 cm
重量 約2 kg
電源 USB
解析ソフトウェア HORUS

※仕様はメーカー公表値です。対応する培養容器、解析機能、PC要件については、最新情報をご確認ください。


CYTONOTE 6Wの使用方法

STEP 1:インキュベーター内に装置を設置

CYTONOTE 6WをCO₂インキュベーター内に設置し、PCと接続します。

STEP 2:6ウェルプレートをセット

細胞を培養した6ウェルプレートを装置上に設置します。

STEP 3:撮影条件を設定

HORUSソフトウェアで撮影間隔や観察期間を設定します。

STEP 4:細胞を連続観察

各ウェルの細胞画像を取得し、培養条件ごとの変化を記録します。

STEP 5:画像解析・データ比較

取得した画像から、細胞増殖、コンフルエンシー、細胞移動などを解析し、異なる培養条件を比較します。


このような研究におすすめします

・6ウェルプレートで複数の培養条件を比較したい

・薬剤処理による細胞増殖の変化を経時的に評価したい

・インキュベーターから細胞を取り出さずに長時間観察したい

・ラベルフリーで細胞増殖や移動を解析したい

・スクラッチアッセイを複数条件で比較したい

・培養条件の最適化を効率的に進めたい

・細胞培養の画像記録と定量解析を自動化したい