
製品名 |
マーカス型高周波グロー放電発光表面分析装置(GD-OES) GD-Profiler2 概算価格:¥43,000,000~ |
【商品概要】
rf-GD-OES(GDS)分析装置は、Arプラズマにより試料をスパッタリングさせ、スパッタされた原子を原子発光させることで
元素分析を行う、迅速かつ簡単な表面分析装置・深さ方向元素分析装置として、薄膜・めっき・熱処理・表面処理・
コーティングなどの研究開発・生産技術・品質管理の分野において、幅広く活用されています。
高周波方式グロー放電を採用しているため、非導電性試料でも表面分析が可能です。
「迅速に表面分析がしたい」
「多くの試料・検体数の表面分析/深さ方向分析がしたい」
「定量的な表面分析がしたい」
といった、表面分析/深さ方向分析のお悩み・お困りにお応えすることができます。
【特徴】
・迅速分析により、多検体の分析や成膜プロセスの管理に最適・パルススパッタリングなど新スパッタ法を用いることで、有機系試料の測定が可能
・High Dynamic Detection機能により、半定量分析も可能
全固体電池 固定電解質の深さ方向分析
GD-OESでは、迅速に深さ方向の水素(H)~ウラン(U)を測定できます。
固体電解質の分析において、従来の分析手法ではスパッタリングダメージに伴い、リチウムなどの軽くイオン化しやすい
元素は、測定中に試料内での移動が生じていましたが、HORIBA社考案の手法により安定したリチウムの深さ方向元素分析
が可能になりました。
迅速に深さ方向元素分析が可能な表面分析装置として、めっき、熱処理、表面処理、コーティングなどの研究開発や成膜
評価において活用されています。
トランスファーベッセル
グローブボックスから装置までの雰囲気を制御し、大気非暴露分析が可能です。
【仕様】
発光部
ランプ型式 | マーカス型 |
試料印加方式 | 13.56MHz高周波 |
高周波出力 | 0-300W(可変) |
パルス制御 | 周波数:1~100Hz(可変) Duty:5~50%(可変) |
ガス圧力 | 0~1000Pa(可変) |
アノード径 | 標準:4mm オプション:1mm、2mm、7mm |
クリーニング機構 | モータ制御式自動クリーナ |
検出
検出器 | 光電子増倍管 |
分析線 | メイン分光器:標準20本+追加25本(オプション) サブ分光器:1本 |
分析元素 | H~Uまで ※メイン分光器に導入する元素は、別途打ち合わせ |
データ取込間隔 | 最高0.001sec~ |
シンクロ測光 | パルススパッタ適応時のみ(オプション) |
分光部
ポリクロメータ(メイン分光器) (標準装備) |
モノクロメータ(サブ分光器) (標準装備) |
フラットフィールド・ポリクロメータ (オプション) |
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マウント型式 | パッシェンルンゲ | ツェルニターナ | ポリクロメータ内組込み型 |
焦点距離 | 500mm | 640mm | - |
回折格子 | ブレーズドホログラフィック凹面グレーティング 刻線密度:2400本/mm |
ブレーズドホログラフィック平面グレーティング 刻線密度: ・2400本/mm ・3600本/mm |
ホログラフィックグレーティング 刻線密度:1200本/mm |
波長範囲 | 110~620nm | 165~780nm または165~500nm |
400~900nm |
実質分解能 | - | 0.013~0.018nm | - |
ユーティリティ
本体装置質量 | 550kg |
本体外形寸法 | W860×D1521×H1200mm |
電源 | 本体用:単相AC 200V 30A 制御PC用:単相AC 100V 10A |
周波数 | 50/60Hz |
ガス | ・スパッタ用ガス:Ar (純度: 99.9999%以上、圧力: 0.4MPa) ・シリンダ駆動用ガス:N2もしくはエア (純度: 問わず、圧力: 0.7MPa) ・パージ用ガス:N2 (純度: 99.999%以上(O2<3ppm)、圧力: 0.2MPa) |
設置環境 | 温度:22~24±2℃ 湿度:60%以下 |