ニコン 研究用倒立顕微鏡 ECLIPSE Ti2

ライブセル研究の最前線を支える倒立顕微鏡のフラッグシップ。
業界最大視野数25の広視野でハイスループットを実現。

ニコンの倒立型顕微鏡の最高峰がさらに進化。
25mmというかつてない広視野により、大型のCMOSカメラセンサーの能力を最大限に利用した大量データの高速ニーズに応えます。

Ti2-Eは、多彩なアクセサリとの高速連携が可能なため、
複雑な多次元画像取得においても信頼性の高いデータを効率よく取得できます。
また、高分解能の長時間観察でもフォーカスを確実に維持する抜群の安定性を実現。
高い精度を要求される超解像イメージングのベース機としても最適です。
Ti2-E/Aは、センサーにより現在の顕微鏡を自動的に判断して、
正しい操作手順をナビゲーションするアシストガイド機能を搭載。
様々な熟練度の研究者をヒューマンエラーから解放し、研究の効率を向上します。
ライブセルイメージングの統合プラットフォームとしての高い機能性・安定性と、
画像取得・解析・顕微鏡制御のすべてを行なうソフトウェアNIS-Elementsの優れた操作性・柔軟性により、
ECLIPSE Ti2は最先端の生命科学を強力にサポートします。

?

【特徴】

・Ti2-Eは自動焦点維持装置（PFS）、電動補正環、外部位相差、水供給装置など、研究に合わせて多彩なオプションを搭載可能な電動機
・Ti2-Aはインタラクティブな操作ガイド搭載のアシスト機
・Ti2-Uは拡張性に優れた標準手動機


■明るく均一な広域照明
・高輝度LEDにより、光量が不足しがちなDIC観察でも、広い視野を明るく観察可能です。
　内蔵のフライアイレンズにより、視野の隅まで均一な照度が得られます。
　そのため継ぎ目のないタイリング画像を高速で取得可能です。

　蛍光モジュールは広域化と紫外域を含む広い範囲での高い透過率を実現。
　大口径のハードコード蛍光キューブは、広視野・高S/Nの蛍光イメージングを長期間にわたって保証します。

■大口径の観察光学系
・内部監察光路を再設計し、ボディサイズはそのままに大口径化を実現。
　カメラポートにおける視野数25を達成しました。
　従来比約2倍のエリアを観察できるため、sCMOSカメラなど大型センサー性能を最大限に引き出せます。

■広視野に必要な対物レンズ
・像の平坦に優れた対物レンズシリーズにより、視野の周辺まで高品質な画像が取得できます。
　OFN25対物レンズのポテンシャルを最大限に活かす事で、より多くの画像情報を高速で効率的に取得する事が出来ます。

■広視野をワンショット撮影
・ニコンFXフォーマットのFマウントカメラDS-Qi2/Ri2は、プロ用デジタル一眼レフカメラ向けのCMOSセンサーを研究用とに最適化。
　高速高感度のライブセルイメージングを実現し、Ti2の広視野性能を最大限に利用できます。


【用途】
・明視野
・位相差
・DIC
・蛍光
・新位相差
・NAMC
・外部位相差（Ti2-Eのみ）