低温・高温環境で摩耗特性は変わる? TRIBOTOUCH Climeによる温度環境下の耐久性評価

Tribotron

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材料の摩耗特性は温度によって変化する

樹脂、ゴム、塗装、コーティングなどの材料は、温度によって機械的な性質が変化することがあります。

例えば、低温環境では材料が硬くなったり、脆くなったりする場合があります。

一方、高温環境では、材料が軟化したり、表面の摩擦特性が変化したりすることがあります。

そのため、常温で十分な耐摩耗性を示した材料でも、低温や高温の環境では異なる挙動を示す可能性があります。

温度環境下の摩耗試験が重要な理由

自動車内装、屋外設備、産業機器などは、使用される環境によって幅広い温度条件にさらされます。

こうした製品の表面耐久性を評価する際には、常温での試験だけでなく、実際の使用環境を考慮した温度条件で試験を行うことが役立ちます。

特に、樹脂やコーティングなどの温度依存性が大きい材料では、温度条件の違いが試験結果に影響する可能性があります。

TRIBOTOUCH Climeとは?

スイスTRIBOTRON社のTRIBOTOUCH Climeは、温度環境下での摩耗試験に対応する構成です。

メーカー公表仕様では、**-40℃から+85℃**の温度範囲に対応しています。

恒温槽内での使用を想定した構成であり、温度条件を変えながら、人工指による摩耗試験を実施できます。

なお、標準のTRIBOTOUCHとは装置構成や設置条件が異なります。

温度環境下で考えられる評価例

自動車内装部品

低温時と高温時における樹脂表面や塗装の摩耗状態を比較します。

ゴム・エラストマー材料

温度による柔軟性の変化が、摩耗挙動にどのような影響を与えるかを検討します。

表面コーティング

異なる温度条件で摩擦を与え、コーティングの摩耗や剥離の状態を比較します。

試験計画で注意したいこと

温度環境下の試験では、設定温度だけでなく、試料が十分に温度平衡に達しているかを確認することが重要です。

また、温度によって接触媒体や試料の性質が変化する場合があるため、試験条件を慎重に設定する必要があります。

必要に応じて、常温試験と低温・高温試験を比較することで、温度の影響を評価できます。

まとめ

製品表面の耐久性を評価する際には、使用環境の温度条件を考慮することが重要です。

TRIBOTOUCH Climeは、-40℃から+85℃の温度環境下で摩耗試験を行うための装置構成です。

温度環境下の摩耗試験やTRIBOTOUCH Climeの導入については、株式会社インミディアムまでお問い合わせください。

製造元:TRIBOTRON AG(スイス)
日本国内取扱い:株式会社インミディアム
https://www.inmediam.com