塗装や印刷は、繰り返し触っても長持ちする? 手指摩耗試験の考え方

TRIBOTRON

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操作ボタンの文字、家電の表面、手すりの塗装。新品の状態ではきれいでも、使い続けるうちに印刷が薄くなったり、光沢が変わったりすることがあります。

こうした変化には、人の手による繰り返し接触が関わっています。押す力や擦る動きに加え、汗などの影響も考える必要があります。

人の手で擦る評価には、ばらつきが生じやすい

実際に手で擦って確かめる方法は分かりやすい一方、押し付ける力や速度、接触する位置を一定に保つことは簡単ではありません。

材料や塗装条件を比較する際には、試験条件を揃えることが重要です。

TRIBOTOUCHによる手指摩耗の評価

スイスTRIBOTRON社のTRIBOTOUCHは、試験ピストンと布を用いて、手指による擦れを想定した摩耗試験を行う装置です。

試験布の自動送り・巻き取りと液体供給機構を備え、乾式試験や、試験液を用いた評価を検討できます。

評価目的に応じて条件を設定し、一定回数ごとに表面を観察することで、変化の進行を比較できます。

大切なのは、評価目的を先に決めること

文字の判読性を確認したいのか、塗装の外観変化を見たいのかによって、観察項目や判定基準は変わります。

「何回擦るか」と併せて、「どの状態まで許容するか」を決めることが、試験結果を製品開発に生かす第一歩です。

TRIBOTOUCHの製品情報・用途相談:
https://www.inmediam.com/products/tribotouch